脱脂術+ピュアグラフティング

クマの悩み
笑顔を明るく輝かせる
脱脂術+ピュアグラフティング治療

  • 監修医師:筒井 裕介 つつい ゆうすけ
  • セオリークリニック 院長

脱脂術+ピュアグラフティング治療

脱脂術+ピュアグラフティング治療とは

凹凸が原因のクマの場合、まず余分な眼窩脂肪を除去する「脱脂術」を行いますが、これだけでは凹んだ部分が残ってしまいます。

凹んだ部分を綺麗に整えるために脂肪注入を行いますが、その際に純度を高い脂肪を注入するのが「ピュアグラフティング」治療です。

脂肪は自分の体から採取しますが、通常は不純物が目立ち、定着率が低く、しこりの原因にもなる可能性があります。
その際、採取した脂肪から不純物を20%以下まで取り除き、ピュアな脂肪にしてから注入するのが「ピュアグラフティング」です。

従来の脂肪注入法に比べ、より純度の高い脂肪を注入することにこだわっています。

「出血」を抑える脱脂術

脱脂はまず、目の下の脂肪(眼窩脂肪)をデザインに沿って適量を除去します。余分なふくらみを取り除いたら、高周波レーザーメスで手術を行います。
出血を抑えることができ、手術跡も残らず、痛みも少ない施術です。

脂肪注入について

脂肪注入は、頬中央部から刺入して行います。

通常、注入を行い易くするために、片側につき2~3カ所の刺入部を設けて注入するというところもありますが、当院では片側につき、1カ所のみの刺入部を原則としています。

頬は、外側や上部になればなるほど皮下の血管は多くなります。

また、眼輪筋の様な血流が豊富な組織が存在するため、皮下出血を招き易くなり、術後の腫れを助長するリスクがあります。

これを回避するため、片側1カ所、しかも出血の少ない頬中央部のみに刺入部を限定する事で不要な出血を避ける治療となっています。

なぜ組み合わせ治療が必要なのか

凹凸が原因である眼窩脂肪の場合、たるみの再発を防ぐために、脂肪を十分に除去する必要があります。しかし、多く除去することで目の下が凹む原因になります。そこで、目の下の凹みを回避しつつ、除去もしっかり行うために、組み合わせ治療が理論的に有効な治療法と考えています。

クマ治療のポイント

安全に配慮した麻酔法

目の下は腫れやすい部位のため、大量の麻酔を注入すると腫れを助長してしまいます。したがって、痛みの出るポイントにだけ最小限の麻酔量を注入します。特に眼窩脂肪には牽引痛という引っ張られることで痛みが生じます。通常、これを抑えるために多量の麻酔薬を注入するのが一般的ですが、当院では特殊な針を用いて、痛みを生じる部分に少量の麻酔をダイレクトに注入するため、腫れさせない鎮痛麻酔を施しています。また、笑気麻酔も併用し、多角的に麻酔を行うことでそれぞれの麻酔の深度を浅くする事ができ、安全に配慮された麻酔を実現しています。

「出血防止」切開は4mm程度

眼窩脂肪を除去する際は経結膜下法で行いますが、血管が豊富な眼瞼結膜を切開することから、切開時に出血が生じ易いのが欠点です。これを回避するため、高周波メスを用いて切開を4mm程度にすることで、出血を抑えることができます。

「腫れ」を抑える独自の針

特殊な注入専用の針によって、脂肪注入での腫れを抑えることができます。当院独自の注入針は、脂肪細胞を圧迫せずに通過させる事ができるため、針の外径を細く保つ事で針が通過する頬の皮膚、皮下組織のダメージを小さくし、腫れを抑える治療となっています。