ご両親やご兄弟がアレルギーをお持ちでも、必ずアレルギーになる訳ではありませんが、他の子よりは確率は高いです。
私達アレルギー医は出来るだけお子様がアレルギーを発症しないように、軽症で早く治療できるようにしています。
自然によくなるのは子どもの場合で、それも早くから治療したかどうかにもよります。
特に気管支喘息やアトピー性皮膚炎は、以前に言われていたよりも治らないことがわかっています。
アレルギーは、重症度、アレルギーになってからの期間、治療をどれくらい早くから行ったかで結果が大きく違います。
アレルギーによっては治りませんし、成人で発症したアレルギーはなおさら良くなるものとならないものに別れます。
①皮膚症状(蕁麻疹、痒み、紅くなるなど)、②呼吸器症状(呼吸が苦しくなる、喘鳴がでる、喉がつまった感じなど)、③腹部症状(腹痛、下痢、嘔吐など)、④その他(血圧低下、意識消失、痙攣など)の症状を引き起こし死亡する可能性があります。
日本では年間50~80人がアナフィラキシーで死亡しており、小児での死亡例も散見されます。
さらに高齢になられると、アナフィラキシーにともなって、命の危険がある不整脈や心筋梗塞を引き起こすこともあります。
アナフィラキシーを起こす原因は採血だけでは診断できず、診察と検査、これまでのアレルギーを調べなおします。
そして、再びアナフィラキシーを起こさないことが原則です。
小児の死亡例も続いており、大変な事態になるまえに適切な診断と対応方法を知っておくことが大切です。
悩んでいるままに、数ヶ月が経ってしまったけど、様子を見ましょうと言われるだけで全く良くなる感じがしない。
多くの方がご心配されることですが、これまでの主治医との関係を壊す心配はいりません。
ご自身で経過をご説明頂ければ、紹介状は不要です。
つまり、ご希望がなければ、主治医がセカンドオピニオンを求めたことはわかりません。
当院での治療後はほとんどの方が主治医にお戻りになりませんが、再度主治医での治療や近医での加療を希望される場合でも、問題ない状態でお戻り頂きます。
セカンドオピニオンを受けて、他院で治療したいたことがわからないように主治医への説明の仕方もお話し致します。
何年経っても安全であることはなく、救急車で搬送される重篤な症状を引き起こすこともあり注意が必要です。
口が痒いだけの状態でも、数年経過してから重篤な症状を引き起こし、受診される患者様の方を多く経験しています。
安易に食べ続けるのは危険です。
コーヒーや紅茶には自然の状態で、ニッケルやコバルトが含まれています。
このため、金属アレルギーをお持ちの方は摂取後に腹痛、悪心、胃痛などを生じる方がいらっしゃいます。
頻度は少ないですが、飲む回数が多い方ですと手が荒れてくることもございます。
良くならない方は、一般的な強い弱いで決めた薬を悪い時だけ使う。
もしくは最初から自然の力を信じて薬を使わない。
しかし、これだと基本的に悪い状態がさらに悪くなったときだけ薬を使う羽目になるので、どこの病院に行っても良くならず同じ事のくりかえしです。
アレルギーは毎日薬を使い段階的に減らしていくのが主流です。
最終的に薬を使わなくても症状が無い日常を目指す治療をおこなうことが、各種治療のガイドブック(通称ガイドライン)でも記載されています。
あなたが良くならなかったのは、これまでは治療の選択肢が少なすぎたから、本来なら良くなるはずのものを治せていなかっただけです。
本当はたくさんの、さまざまな症状にあった効果的な薬と使い方があって、症状を無くし、最終的には薬自体を使わなくてもよい状態を目指すのが私たちの行う現在の標準です。
ただ、そのためにはあなたと話す時間がじゅうぶんに必要です。
症状を無くして薬を使わなくても良くするために、これまでの経緯をよく聞いて、あなたの症状に対して薬を選び、これまでとは違った角度で血液検査の分析を行い、あなたのアレルギーを全く別の方向から見直すことで、じっくり治療方針を立てます。
つまり、まったく別の方向からアプローチを行うのが、アレルギーのセカンドオピニオンです。
私は全国のエキスパートと連携し、今でもヨーロッパやアメリカの学会でも勉強しています。
つまり、お聞きになられた事や周囲の方が受けてもいない治療でも、日本のアレルギーのエキスパートの中では普通に行われている治療しか行っていません。
その中でも数多くの治療の中からあなたに合ったものをお選びするので、安心してして頂けます。
健康保険で治療する場合には、医学と保険上のルールがあります。
つまり、治療する時にはルールに沿って使う薬や量、診療回数に治療には厳格な制限が生まれます。
このため、人によっては十分な効果を期待できない状態のまま続けなければいけないことがあります。
しかし、当院は自由診療のため、実績のある治療を患者様の満足のいく状態まで相談することができます。
このため、アレルギーかどうかも含めて判断するのが私たちアレルギー医です。
アレルギーは、診断と薬の選び方を間違え無ければ症状が無い状態になることができます。
しかし、この判断のためには医師とじゅうぶんに話し診察する時間が必要です。
あなたの経過や採血結果を、これまでとは全く別の見方で判断し、あなたに合った薬を使うことが必要です。
例えば、アトピー性皮膚炎が良くならない方は、「薬の選び方と塗り方」を変える必要があります。
良くならない方は、一般的な強い弱いで決めた薬を悪い時だけ塗る。もしくは最初から自然の力を信じて薬を使わない。しかし、これだと基本的に悪い状態がさらに悪くなったときだけ薬を使う羽目になるので、どこの病院に行っても同じ事の繰り返しです。
アトピー性皮膚炎は毎日薬を塗り段階的に減らしていくのが主流で、きちんと治療していれば、症状が無いもしくはほとんど無い日常を目指します。
本当はたくさんの、さまざまな症状にあった効果的な薬と使い方があって、症状を無くし、最終的には薬自体を使わなくてもよい状態を目指すのが私たちの行う現在の世界標準の治療(プロアクティブ療法)です。
症状を無くして薬を使わなくても良くするために、これまでの経緯をよく聞いて、あなたの症状に対して薬を選び、これまでとは違った角度で血液検査の分析を行い、あなたのアレルギーを全く別の方向から見直すことで、じっくり治療方針を立てます。
つまり、まったく別の方向からアプローチを行い、その人にあった薬を使用するだけです。
もちろん自宅の近くですめばそれに越したことはありませんが、満足のいかない状態のまま悩まれているのなら、出来るだけ早く症状を解決されることをお勧め致します。
患者様の中心は女性と小児です。
特に成人では80%が女性で、そのうち半分は30代以下の女性となっています。
なので、生理中や妊娠中など女性特有の悪化要因の治療に慣れています。
お困りの症状を上手く説明できなくても状況を共有できるので大丈夫。
妊娠する前から未来のお子さんのアレルギー発症予防方法も相談・実践し、子ども達へアレルギーを出来るだけ遺伝させないことも日常診療としています。
だから、あなたとじゅうぶんに話す時間がなければ、治療方針が立てられないのです。